何年か前に体調を崩し、それまで働いていた職場を退職いたしました。そのとき、仲の良かった方から、一輪のバラをいただきました。透明の箱に入ったそのバラは、非常に瑞々しい、真紅のばらでした。
箱の側面には、プリザーブドフラワーの文字が書かれていました。


<プリザーブドフラワー、人気の背景>

プリザーブドフラワーは、1990年代に開発され、ヨーロッパを中心に広がってきました。日本でも広がり、人気ある店が出てきたのも、それほど昔ではありません。
生花を加工したものなので、生花の瑞々しい美しさを保ちながら、生花には無理な長期保存が可能になっている、そこが何よりの魅力です。また、水やりも必要ないので、文字通り、楽して楽しめる、ってところが人気の秘密でもあるのでしょう。
これらの理由で、使われるシュチュエーションが増えてきています。


<その用途は?>

さて、何でも、手段と言うものは、目的に合わせて変わっていくものです。その鉄則をここに当てはめてみるなら、キーワードは「記念」でしょうか。簡単に散らず、こころに残る花、それがプリザーブドフラワーなのです。そのため、思い出に残ってほしい場合に使われるのでしょう。形も色も、様々にアレンジされて、こころを伝えているのかもしれません。
私の体調を気遣い、美しいバラを贈ってくれた友人の思い出のように。

後で何気なく知りましたが、それはその筋では人気ある店の品物でした。
思うに、人々から人気ある店は、そういった人々の気持ちを大事にしてくれている店と言うことなのでしょう。

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